moleskine絵日記

ちいさなmoleskineに、ざっくりとした絵日記を描いてます

オジいサンと苺タルト

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2015.5.31

 今年・・・いえ。ここ数年で。一番励まされた本。

ああそうか。こういう風に歳をとることも出来るんだ、と。

独居老人の一週間を書いているだけなのに、可笑しい。

 取り立てて何ということもない日常の中で、

主人公がグルグルと、どうでも良いようなことを考え続けていて。

よく小説で描かれる「平凡」は実はかなり「非凡」なのだけれど、

この本はきちんと「平凡」を描いている。なのに面白い。

京極夏彦氏は百鬼夜行シリーズのイメージしかなかったので。

このトボけた淡々とした渋い味わいには驚きました。

私もこんな風な「オバあサン」になるのかもしれないな。

 

2015.6.1

母と梅田へ。ランチをしてぶらぶらとお買い物。

地下でおやつを探し、タルトに決定。

父(留守番)と母は、洋梨のタルト。私は苺タルト。

私はショートケーキより、タルトが好きです。

生クリームより、バター?

何故かクッキー生地やパイ生地が大好きなのです、昔から。